イメージ_甲状腺眼症の基礎知識

甲状腺眼症の基礎知識

イメージ_甲状腺眼症による生活への影響

甲状腺眼症による生活への
影響

本コンテンツのポイント

Point 01
甲状腺眼症は主にバセドウ病やまれに橋本病に伴ってみられる希少疾患で、眼窩組織の自己免疫性炎症性疾患である
Point 02
眼窩組織の炎症の結果、眼瞼後退や眼球突出、複視などが生じ、視機能の低下および顔貌の変化によって、患者さんのQOL (Quality Of Life) が著しく損なわれる
Point 03
免疫抑制療法や手術などの治療法が主な選択肢であったが、2024年には活動性甲状腺眼症を適応とした分子標的薬であるテプロツムマブが承認・発売された
Point 04
甲状腺眼症の治療には、甲状腺機能の正常化に加えて眼症に対しての治療が必要である
Point 05
鑑別と適切な治療介入のため、甲状腺眼症が疑われる患者さんを、甲状腺眼症専門機関に紹介することが求められる

甲状腺眼症の疫学

甲状腺眼症は主にバセドウ病やまれに橋本病に伴ってみられる希少疾患で、眼窩組織の自己免疫性炎症性疾患です1)。甲状腺眼症の発症率は、日本のデータでは10万人・年あたり7.3人であり、女性では13.0人、男性では3.6人と、男性より女性に多くみられることが報告されています2)。また、発症のピークは男女とも二峰性で、女性では40~44歳と60~64歳、男性では45~49歳と65~69歳とされています3)

  • 図1 甲状腺眼症の疫学
    アイコン_女性>男性アイコン_女性>男性

    女性>男性

    • 甲状腺眼症は、男性より女性に多く、スウェーデンでは4.2倍4)、日本では3.2倍5)の報告がある。
    • 女性/男性比は、重症度によっても異なり(軽症9.3、中等症3.2、重症1.4)6)、男性では重症例が多い可能性がある7)

    アイコン_甲状腺眼症の発症率アイコン_甲状腺眼症の発症率

    甲状腺眼症の発症率

    • 米国の報告3):10万人・年あたり、女性16人、男性2.9人
    • 日本のJMDCのDB2013年~2020年のレセプトビッグデータ解析5)
    厳密定義※110万人・年あたり、7.3人(女性13.0人、男性3.6人) 2020年度の有病者数は25,383人
    拡張定義※210万人・年あたり、9.6人(女性16.7人、男性5.1人) 2020年度の有病者数は34,913人
    診断名
    ※1:甲状腺眼症
    ※2:甲状腺眼症、バセドウ眼症、甲状腺中毒性眼球突出

    アイコン_発症年齢アイコン_発症年齢

    発症年齢

    • 発症のピークは米国の報告では男女とも二峰性で、女性は男性より5歳ほど若い3)
      女性:40~44歳と60~64歳
      男性:45~49歳と65~69歳
    • 日本人の平均発症年齢は、女性39歳、男性43歳8)

甲状腺眼症の主な症状

甲状腺眼症では、眼窩組織の炎症による筋組織の肥大や脂肪増生、外眼筋の運動障害や視神経の圧迫によって、図2のような症状が現れます。症状に日内変動がみられ、朝方に強くなるのが特徴的です9)。中でも代表的なものは、眼瞼後退と眼球突出、複視です。甲状腺眼症では、視機能の低下および顔貌の変化によって、患者さんのQOL(Quality Of Life)が著しく損なわれると考えられています。

  • 図2 甲状腺眼症の主な症状
    写真_結膜充血、うっ血・結膜浮腫 甲状腺眼症診療の手引きP.25. 図4 角結膜障害より抜粋写真_結膜充血、うっ血・結膜浮腫 甲状腺眼症診療の手引きP.25. 図4 角結膜障害より抜粋

    角膜・結膜の症状1)
    • 結膜浮腫
    • 結膜発赤・充血
    • 腫脹
    • 異物感
    • 眼痛、流涙

    写真_上眼瞼後退、下眼瞼開大例 甲状腺眼症診療の手引き眼瞼突出が21mm以上の症例 P.73. 図7 より写真_上眼瞼後退、下眼瞼開大例 甲状腺眼症診療の手引き眼瞼突出が21mm以上の症例 P.73. 図7 より

    上眼瞼後退・腫脹1)
    • 眼瞼後退
      − 91%が罹患10)
    • 眼瞼の腫脹
    • 痛み
    • 兎眼

    写真_視神経乳頭縁に隣接する乳頭浮腫、眼内充血、出血を示す右眼底(A)と左眼底(B) Fernandez E, et al.: Ann Thyroid Res.2016; 2: 63-65. 図1 写真_視神経乳頭縁に隣接する乳頭浮腫、眼内充血、出血を示す右眼底(A)と左眼底(B) Fernandez E, et al.: Ann Thyroid Res.2016; 2: 63-65. 図1

    甲状腺視神経症(DON)13-15)
    • 甲状腺視神経症
      − 6%~9%が罹患
    • 視力低下
    • 色覚異常
    • 視神経乳頭腫脹
    • 視野欠損

    写真_眼球突出 甲状腺眼症診療の手引き P.24. 図2 若年層Ⅰ型より写真_眼球突出 甲状腺眼症診療の手引き P.24. 図2 若年層Ⅰ型より

    眼球突出1)
    • 眼球突出
      ー 62%が罹患10)
    • 痛み/奥の痛み
    • 顔貌の変化11)

    写真_右眼が下斜視で上転制限がみられる。神前あい:眼科 2023;65(7):611-616. より写真_右眼が下斜視で上転制限がみられる。神前あい:眼科 2023;65(7):611-616. より

    斜視1)
    • 複視11)
      ー 51%が罹患12)
    • 斜視11)
    • 痛み/奥の痛み11)

上眼瞼後退

眼瞼後退は、患者さんの91%に発現する症状であることが報告されています10)。特に、眼球を下方視に移行させる際に、上眼瞼の動きが遅れるため白目が残って見えてしまうグレーフェ徴候は、眼瞼後退と密接に関連しています16)。また、眼瞼後退は、完全に閉眼できない状態である兎眼や、眼の痛み、充血、異物感、ドライアイ、流涙などが生じる兎眼角膜症の一因とされています9)

  • 図3 上眼瞼後退 eyelid retraction
    写真_上眼瞼後退 eyelid retraction
    上眼瞼後退 eyelid retraction

    両眼のDalrymple徴候とGraefe徴候がみられる。眼球突出も高度なため、上方だけでなく下方の強膜も露出しており、上眼瞼後退、下眼瞼開大がみられる。

    甲状腺眼症診療の手引きP.73 図7 Ⅰ型より抜粋

    徴候と症状

    眼瞼後退は、患者の91%に発現(上下眼瞼や片方のみの場合もある)10,17)

    • 上眼瞼後退は70%以上に発現10)
    • 上眼瞼後退(Dalrymple徴候)により、眼瞼裂が広がって目を見開いた状態となり、虹彩(黒目)の周囲に強膜(白目部分)が見えるようになる10, 18)

    眼瞼後退の病態19)

    • Müller筋の収縮による(交感神経過剰刺激)
    • 上眼瞼挙筋の炎症による肥大・線維化による伸展障害(動眼神経支配)
    眼瞼後退は、兎眼(完全に閉眼できない状態)や兎眼角膜症の一因10,20)
    • 眼瞼の開口部が広がって瞬きしづらくなり、乾燥するため角膜が障害される20)
    兎眼角膜症の症状18)
    • 眼の痛みまたは充血
    • 異物感、ゴロゴロ感
    • ドライアイ
    • 流涙
    • かすみ目
    • 羞明
    • 重症例では、角膜浮腫、菲薄化、潰瘍をきたすことがある。

眼球突出

眼球突出は、眼球の前方への変位または突出と定義されており21)、眼窩組織の炎症によって外眼筋や脂肪組織が肥大し、眼球が前に押し出されることで起こります。甲状腺眼症患者さんの約62%に生じたと報告され17)、眼が閉じにくくなることで兎眼や乾燥、痛みなどの兎眼角膜症が起こるほか、複視や顔貌の変化などにも影響を及ぼします21)

  • 図4 眼球突出 proptosis(exophthalmos)
    写真_眼球突出 proptosis (exophthalmos) Ⅰ型 Ⅱ型 Ⅲ型
    眼球突出 proptosis (exophthalmos)

    Ⅰ型: 瞼裂開大を伴う型
    Ⅱ型: 眼瞼腫脹を伴う型
    Ⅲ型: Ⅰ型とⅡ型の混合型
    (若年層の例)
    甲状腺眼症診療の手引きP.24 図2

    徴候と症状
    • 眼球突出は、眼球の前方への変位または突出と定義される21)
    • 主に眼窩軟部組織の炎症性変化による容積増加が原因となる17)
    • 眼窩の脂肪組織や、外眼筋の肥大・線維化などによって起こる17,19)
    • 若年者では眼窩脂肪組織の肥大によるものが多く、中高年では外眼筋腫大によるものの頻度が高くなる。
    • 甲状腺眼症患者の約62%にみられ、主に両眼にみられる17)
    • 眼球突出によりみられる影響21)
    • − 眼瞼後退
      − 兎眼
      − 乾燥
      − 眼の痛み
      − 視力低下
      − 角膜炎
      − 顔貌の変化
      − 複視
斜視

外眼筋の炎症に伴う運動障害によって、左右の眼球運動に差が出ることで斜視が生じます。複視は、斜視の主な合併症であり、視力低下や遠近感の喪失、吐き気、頭痛などを伴います22)。複視は、甲状腺眼症が生活に悪影響を与える大きな要因であるとも考えられています。

  • 図5 斜視 strabismus
    写真_斜視 strabismus
    斜視 strabismus

    右目が下斜視で上転制限がみられる。MRIでは右下直筋と内直筋の炎症性肥大がみられる。

    眼窩の炎症によって右の下直筋が肥大して伸びなくなっている。
    上方視を指示した場合、右目の上直筋が正常に収縮しても拮抗筋である下直筋が緩まないため上転せず、右下斜視による上下複視を訴える。

    神前あい:眼科 2023;65(7):611-616. 図5より抜粋

    徴候と症状
    • 甲状腺眼症の斜視は、炎症による外眼筋の肥大とその後の線維化によって起こる22)
    • 眼位の異常や外眼筋運動の制限は、水平(左右)、垂直(上下)、斜め、またはこれら3つの方向の組み合わせで起こる23)
    • 外眼筋の障害は片側性または両側性に起こる23)
    • 甲状腺眼症への関与が高い外眼筋は、下直筋と内直筋であり、内斜視(寄り目)や眼位異常の原因となる22-24)
    • 次いで上直筋が関与するが、外直筋単独の腫脹はほとんどない22,23)
    • 複視は、斜視の主な合併症である22,25)
    • − 複視を未治療のままにしておくと、視力低下や遠近感の喪失、吐き気、頭痛などが起こる。
      − 複視は甲状腺眼症が生活に悪影響を与える大きな要因でもある。

甲状腺眼症による疾病負担

甲状腺眼症は患者さんの生活にどのような影響をもたらすのでしょうか?
甲状腺眼症患者さん41例を対象とした、視機能の低下により制限される活動の調査では、甲状腺眼症患者さんの75.6%が視機能の変化を有し、その結果、日常の活動や趣味などが制限されたことが報告されました26)
  • 図6 甲状腺眼症による疾病負担 -視機能による活動制限-
    アイコン_アルゼンチン国旗

    アルゼンチン

    視機能に関する質問(GO-QOL質問票)(n=73)

    グラフ_視機能に関する質問(GO-QOL質問票)(n=73)

    26)

    Delfino LC, et al.: Arch Endocrinol Metab. 2017; 61(4): 374-381. Table 5より作図

    【対象・方法】
    バセドウ病患者95人中73例が、甲状腺眼症に特異的なQOL質問票(GO-QOL質問票)を用いた視機能によって制限される活動の調査に回答した。73例のうち56例が眼科評価を受け、41例が甲状腺眼症と診断され、他の15例を対照群とした。(アルゼンチンの前方視横断研究)
    【Limitation】
    本調査は単施設における少数例を対象とした横断研究のため、甲状腺眼症が視機能に与える影響を明確にすることが難しく、患者群に偏りを生じた可能性がある。また質問票を返送しなかった患者には甲状腺眼症非罹患例が多く含まれたため、対照群の結果に影響を及ぼした可能性がある。

    GO-QOL:Graves’ Ophthalmopathy Quality of Life

また、社会心理面に関する調査では、甲状腺眼症患者さんのうち、顔貌の変化が気になる、自信がもてない、顔貌の変化を隠したいと感じていたのはそれぞれ74.7%、54.9%、50.8%であり、患者さんの79.5%が顔貌の変化による心理的な影響があると回答していました26)

  • 図7 甲状腺眼症による疾病負担 -社会心理面への影響-
    アイコン_アルゼンチン国旗

    アルゼンチン

    • 甲状腺眼症による顔貌の変化は精神面や社会生活に影響を及ぼす。

    バセドウ病患者に対する社会心理面に関する質問(GO-QOL質問票)(n=73)

    バセドウ病患者に対する社会心理面に関する質問
    (GO-QOL質問票)(n=73)

    グラフ_バセドウ病患者に対する社会心理面に関する質問(GO-QOL質問票)(n=73)

    26)

    Delfino LC, et al.: Arch Endocrinol Metab. 2017; 61(4): 374-381. Table 5より作図

    【対象・方法】
    バセドウ病患者95人中73例が、甲状腺眼症に特異的なQOL質問票(GO-QOL質問票)を用いた社会心理面についての調査に回答した。73例のうち56例が眼科評価を受け、41例が甲状腺眼症と診断され、他の15例を対照群とした。(アルゼンチンの前方視横断研究)
    【Limitation】
    本調査は単施設における少数例を対象とした横断研究のため、甲状腺眼症が視機能に与える影響を明確にすることが難しく、患者群に偏りを生じた可能性がある。また質問票を返送しなかった患者には甲状腺眼症非罹患例が多く含まれたため、対照群の結果に影響を及ぼした可能性がある。

    GO-QOL:Graves’ Ophthalmopathy Quality of Life

さらに、甲状腺眼症は患者さんの就労にも影響していたことが報告されており、経済的にも負担が生じるリスクがあります27-29)

  • 図8 甲状腺眼症による疾病負担 -就労への影響-
    アイコン_デンマーク国旗

    デンマーク

    • 甲状腺眼症の患者は一般集団と比べ、診断後1年未満の病欠リスクが約7倍、1年以降の病欠リスクが約2倍、障害年金受給リスクが約4倍高かった29)。休職や失業からの復帰の可能性は約50%であった29)

    甲状腺眼症患者の就労状況のハザード比(Cox回帰分析)29)

    診断後 長期病欠
    HR (95% CI)
    休職後の職場復帰
    HR (95% CI)
    失業率
    HR (95% CI)
    失業後の再就職
    HR (95% CI)
    障害年金
    HR (95% CI)
    1年未満
    6.94
    (4.19-11.50)
    0.63
    (0.33-1.19)
    0.49
    (0.14-1.78)
    0.40
    (0.14-1.16)
    データ少なく
    算出不能
    1年以降
    2.08
    (1.48-2.93)
    0.51
    (0.40-0.66)
    0.91
    (0.49-1.69)
    0.52
    (0.37-0.75)
    4.40
    (2.61-7.42)

    HR:ハザード比(hazard ratio)、CI:信頼区間(confidence interval)

    【対象・方法】
    デンマーク市民登録システムを介して、非中毒性甲状腺腫、甲状腺機能亢進症、甲状腺眼症、自己免疫性甲状腺機能低下症、または他の甲状腺疾患の外来患者(862例、うち甲状腺眼症患者76例)と、年齢、性別、居住地域を一致させた対照(7,043例)を同定し、就労、病欠、失業、障害年金の状況を1994~2011年にわたって観察する縦断的登録研究を実施した。Cox回帰分析により、診断後最初の年とそれ以降の年の調整ハザード比(HR)を推定した。
    【Limitation】
    症例数が少ないため、信頼区間が広く、病欠から失業への移行などのリスクは推定できていない。また、60歳到達時点で本研究の追跡を打ち切りとしたため、結果は60歳未満の患者に限定される。

    29)

    Nexo MA, et al.: J Clin Endocrinol Metab. 2014; 99(9): 3184-3192.より作表

このように、甲状腺眼症は視機能の低下による行動の制限だけではなく、顔貌の変化による自己肯定感や人間関係など社会生活への影響、さらに就労にまで影響を及ぼしうる疾患です。そのため、甲状腺眼症によってどれだけ負担を抱えているのか、患者さんの声を親身になって伺うことが求められるのではないでしょうか。

甲状腺眼症の治療

では、甲状腺眼症の治療法にはどのようなものがあるのでしょうか?
『バセドウ病悪性眼球突出症(甲状腺眼症)の診断基準と治療指針2023』では、免疫抑制療法や手術などの治療法が主な選択肢とされています2)。その後、2024年には、活動性甲状腺眼症を適応とした分子標的薬であるテプロツムマブが承認・発売され、新たに選択肢のひとつとして加わりました。
甲状腺眼症の治療には、バセドウ病の治療などによる甲状腺機能の正常化に加えて、眼症に対しての治療も必要です1)。しかし、甲状腺眼症は、アレルギー性結膜炎やドライアイなどの一般的な眼疾患にもみられる所見も多く含むため、ほかの眼疾患との鑑別が重要になります。
甲状腺眼症の鑑別や適切な治療には、甲状腺眼症を専門的に診療している機関へ紹介することも重要で、『バセドウ病悪性眼球突出症(甲状腺眼症)の診断基準と治療指針2023』では、一般医のための甲状腺眼症専門機関への紹介基準がまとめられています2)
  • 図9 一般医にも気づいてほしい、甲状腺眼症の症状や所見
    • 甲状腺眼症を見逃さないために、紹介すべき症例の症状や所見を知っておくこと、疑わしい症状・所見を認めたら甲状腺眼症に詳しい医師・施設に紹介することが重要である。

    一般医のための甲状腺眼症専門機関への紹介基準

    1 至急紹介すべき症例

    症状
    所見

    2 緊急でないが紹介すべき症例

    症状
    所見
    その他

    2)

    「バセドウ病悪性眼球突出症(甲状腺眼症)の診断基準と治療指針 2023」(第3次案)(2023年6月)
    https://www.japanthyroid.jp/doctor/img/basedou03_2023.pdf.(2026年6月閲覧)

電子添文情報を見る
  • References
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    2. 「バセドウ病悪性眼球突出症(甲状腺眼症)の診断基準と治療指針 2023」(第3次案)
      (2023年6月)https://www.japanthyroid.jp/doctor/img/basedou03_2023.pdf(2026年6月閲覧)
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      https://www.merckmanuals.com/professional/eye-disorders/symptoms-of-ophthalmic-disorders/proptosis(2026年6月閲覧)
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    28. Ponto KA, et al.: J Clin Endocrinol Metab. 2013; 98(1): 145-152.
    29. Nexo MA, et al.: J Clin Endocrinol Metab. 2014; 99(9): 3184-3192.

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