アイコン_臨床成績KRAS遺伝子検査について

KRAS遺伝子検査について

アイコン_臨床成績ルマケラスとは

ルマケラスとは

アイコン_臨床成績CodeBreaK 100

国際共同第Ⅰ/Ⅱ相試験
(CodeBreaK 100)

アイコン_臨床成績CodeBreaK 200

国際共同第Ⅲ相試験
(CodeBreaK 200)

アイコン_Pooled safety analysis 安全性統合解析

Pooled safety analysis
安全性統合解析

事後解析であり、また、一部承認外の臨床データを含みますが、安全性の注意喚起のために掲載します

Pooled safety analysis(以下、安全性統合解析)は、KRAS G12C変異陽性非小細胞肺癌*1(NSCLC)患者549例を対象とした、ルマケラスの安全性に関する統合解析です。本解析は、CodeBreaK 100*2、CodeBreaK 101、CodeBreaK 200、CodeBreaK 105試験の4試験を含みます。

*1:
がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
*2:
1次治療(本邦承認外)としてルマケラスの投与を受けた39例が含まれます

上記4試験におけるルマケラスの投与法

ルマケラス960mg単剤 1日1回 経口投与
(病勢進行又は許容できない毒性の発現まで投与)

主な副作用の発現状況

肝障害*3

  • ルマケラスの投与によりALT増加、AST増加などを伴う肝障害があらわれることがあり、進行すると薬剤性肝障害(DILI)及び肝炎を引き起こす可能性があります。
  • 安全性統合解析では、549例中118例(21.5%)に512件の肝障害関連の副作用が発現しました。
  • 前治療の免疫チェックポイント阻害薬(ICI)投与終了からルマケラス投与開始までの期間、及び、副腎皮質ホルモン剤による治療の有無にかかわらず、512件中476件(93.0%)が回復しました。
  • 肝毒性が発現した118例中8例(6.8%)に薬剤性肝障害(DILI)が報告されましたが、その後の経過において重篤な続発症は認められませんでした。

安全性統合解析における肝障害(n=549)

副作用 全Grade Grade 3-4
肝障害 118例(21.5%)
ALT増加 68例(12.4%) 38例(6.9%)
休薬 31例(5.6%)
減量 15例(2.7%)
投与中止 11例(2.0%)
副腎皮質ホルモン剤投与 30例(5.5%)
AST増加 67例(12.2%) 27例(4.9%)
休薬 28例(5.1%)
減量 8例(1.5%)
投与中止 8例(1.5%)
副腎皮質ホルモン剤投与 29例(5.3%)
前治療ICI投与終了からルマケラス投与開始までの期間別 肝障害発現例数/率(n=549)
前治療ICI投与終了から
ルマケラス投与開始までの期間
ICI投与歴なし(n=121) 3ヵ月未満(n=240) 3ヵ月以上(n=188)
全Grade 12例(9.9%) 80例(33.3%) 26例(13.8%)
Grade 1 5例(4.1%) 8例(3.3%) 4例(2.1%)
Grade 2 3例(2.5%) 15例(6.3%) 8例(4.3%)
Grade 3 4例(3.3%) 43例(17.9%) 13例(6.9%)
Grade 4 0例(0.0%) 14例(5.8%) 1例(0.5%)
休薬 2例(1.7%) 51例(21.3%) 14例(7.4%)
減量 2例(1.7%) 18例(7.5%) 8例(4.3%)
投与中止 0例(0.0%) 26例(10.8%) 4例(2.1%)
副腎皮質ホルモン剤投与 4例/12例(33.3%) 47例/80例(58.8%) 10例/26例(38.5%)
*3:
肝障害にはALT増加、AST増加、血中ビリルビン増加、薬剤性肝障害(DILI)、肝炎、肝機能検査値増加及びトランスアミナーゼ増加などが含まれます。
ALT増加:アラニンアミノトランスフェラーゼ増加
AST増加:アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加

間質性肺疾患(ILD)/肺臓炎

  • ILD/肺臓炎が9例(1.6%)に認められ、そのうちGrade 3以上は5例でした。
  • 投与中止に至ったILD/肺臓炎は7例(1.3%)でした。
  • 非小細胞肺癌の増悪により死亡した1例で治療に関連するILDが継続していました。
  • ILD/肺臓炎の初回発現までの期間中央値は74.0日(IQR:38.0-127.0)でした。
  • 発現から回復までの期間中央値は42.0日(IQR:24.0-55.0)でした。

各臨床試験の概要

試験名 例数 データカットオフ日
CodeBreak 100 Phase I 88*4 2022年8月2日
CodeBreak 100 Phase II Part A 126
CodeBreak 100 Phase II Part B 104 2022年9月9日
CodeBreak 101 subprotocol G 6 2022年8月2日
CodeBreak 105 10
CodeBreak 200 215*5
*4:
一次治療(本邦承認外)としてルマケラスの投与を受けた39例が含まれます
*5:
ドセタキセル群からクロスオーバーした46例が含まれます

主な患者背景 安全性統合解析(n=549)

項目
年齢中央値(範囲) 65.0歳(32-88)
人種 白人 437例(79.6%)
アジア人 89例(16.2%)
性別 男性 294例(53.6%)
女性 255例(46.4%)
喫煙歴 過去 433例(78.9%)
現在 88例(16.0%)
ECOG PS 0 183例(33.3%)
1 356例(64.8%)
病期(スクリーニング時) Ⅳ期 528例(96.2%)
転移 脳転移あり 161例(29.3%)
前治療のライン数 2以上 271例(49.4%)

追跡期間中央値:19.4ヵ月

ルマケラスの投与期間中央値(範囲):4.8ヵ月(0-41)

4. 効能又は効果(一部抜粋)

○がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌

5. 効能又は効果に関連する注意(一部抜粋)

〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉

5.1
十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、KRAS G12C変異陽性が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html
5.2
「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。[17.1.1参照]
5.4
本剤の一次治療における有効性及び安全性は確立していない。

6. 用法及び用量(一部抜粋)

〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉

通常、成人にはソトラシブとして960mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

7. 用法及び用量に関連する注意(一部抜粋)

〈がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉

7.2
他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
  • References
    1. Skoulidis F, et al. Oncologist. 2025; 30: oyae356.
    2. Skoulidis F, et al. Oncologist. 2025; 30: oyae356. Supplementary material
      [利益相反:本研究はAmgen社の支援により行われた。]

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